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息子のサッカー春季大会にて

【息子のサッカー春季大会から感じたこと】

先週から春休みに入り、いよいよ息子のサッカー春季大会がスタートしました。
今日は少し肌寒いなかでも天気にも恵まれ、朝一番からの第1試合。

今日の1回戦目は、先日練習試合して、我が小学校の勝利であったことから、
公式戦でも気を緩めることなく、試合に臨むように声を掛けて、送り出しました。

会場に着くと相手のチームはすでにユニフォームでグラウンド外をジョギングして、ウォーミングアップ
をしています。そして、準備が整った練習スペースで声を出し合いながら、試合への気持ちを
高めていました。

試合が始まると我がチームも最初は緊張感からか、シュートを放つも決まらずという時間が少し続き
ましたが、まず先制点を決めると、そこからは持ち前のわんぱくさで、次々にシュートが決まりだし、
前半、後半ともに大量得点。相手チームは0点で終了してしまいました。

結果としては、息子の小学校の勝利ではありますが、今日の試合で、相手チームの素晴らしさをたくさん
感じ、そして、このことは、大人であっても大切なことだと感じました。

相手チームは、
・本番試合に早い時間に集合し、きちんとウォーミングアップしていること
・無駄話をせずに、スポーツマンらしい態度で試合に臨んでいたこと
・途中大量得点差がついても、誰一人として投げやりになったり、泣いたりしていないこと
・最後までボールを追いかけていること
・試合終了後にも、愚痴を言ったり、不快な態度をしないこと
・きちんとお礼の挨拶をして、堂々としていること

きっと、低学年のうちから、しっかりとしたチームの方針で、子供達を礼儀正しいスポーツマンとして、
導いているのだろうな、と感じました。

特に、小学校のうちでは、勝負だけでなく、「スポーツをすることの楽しさ」や、「仲間を大切に
する心」、そして、こうした「礼儀を身につける」ことこそが、これからの将来に向けて、
一番大切なことなのだとあらためて思います。

なぜか。

ついつい「勝つ」ということや「強くなること」を目指し、親の方も熱くなってしまいがちですが、
例えば働く企業人・起業家に置き換えた場合、ただ「仕事ができる」、「ビジネスで成功する」と
いうことを目指していても、楽しくないのと似ています。

「仕事は楽しい」、基本的なこととして「挨拶をする」、「相手のことをまず考える」、「お礼を言う」
「一人でなくて、みんなで協力し合って成功する」という気持ちと、人としての礼儀が、素敵な人脈と
なって人生を満ち足りたものにすると感じています。

何が一番大切なことなのか。

子育てをしながら、親もまだまだ成長するこができます。